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?.アドバイザーの配置
大手船社や商社にて輸出入物流に携わったことのある人を顧問等のポストで招聘し、アドバイスを受けるのも一つの手である。次第に地域企業の物の流れはグローバル化し、貿易の専門家の活動領域は広がっている。そのネットワークを活かした活動等が将来必要になってくると思われる。
北九州港、高知新港においてアドバイザー制度等を活用している(高知の場合は、高知県、高知市、高知ファズ(株)がそれぞれアドバイザーを委嘱している)。
?.姉妹ポートの設定
松山圏域、あるいは愛媛県と強い経済的結びつきを有する都市、あるいは港と「姉妹港」として、友好を深め、経済的結びつきへと発展させる。
?.インターネットホームページを利用した情報提供
航路が港で世界中と連なっているように、情報網は世界とつながっている。世界中のコンピュータを接続し、情報のやりとりのできる「インターネット」の活用を考えておくことも考えられよう。大手船社では海外勢を中心に既に自社のPRの他に、情報交換にも用いている。
松山港地域の国際物流機能を世界に向けて幅広く情報提供して行くため、松山港地域FAZ事業も含め、「ホームページ」画面を作成し、情報提供していくことが望まれよう。
近隣港湾等では北九州港(振興協会)でも同様の事業を行っている。

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